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学習塾経営<集客編2>

リアルテの西川です。

<集客編>では、学習塾の集客に効果的な手法を、順を追って説明します。


「集客について、いつ・何をすべきかが不明確だ」という方。

まずはこの<集客編>の情報を参考に、少しずつ行動してみましょう!


どんなに素晴らしい指導スキルがあっても、生徒が集まらなければ宝の持ち腐れです。

地域の子どもたちにより良い教育を届けるために、人が集まる塾を目指しましょう!



今回は、前回お伝えした「学習塾の商圏」のなかで「市場」を分析する方法についてお伝えします。

分析と言っても、シンプルで易しい内容ですので、ぜひ実践してみてください。


 

前回の復習


『市場』は、シンプルな構造であることを説明しました。

要素は『自社(自塾)』『お客様(顧客)』『ライバル(競合)』の3つのみ。

お客様によって自分とライバルが比較され、どちらが選ばれるか、という戦いなのです。 今回は、これらを踏まえて市場の分析方法を解説します。


 

お客様(顧客)の分析


まず、自塾のお客様がどの商圏(エリア)から来ているかを把握することが大切です。 把握するための作業はすべて無料で可能です。 使用するのは『Googleマップ』です。


手順

(1)Googleマップの「マイマップ」を作る。

(2)Excelなどの表計算ソフトで、1列目「生徒名」と2列目「住所」を対応させた一覧を作る。

(3)「生徒名」「住所」の2列分の情報を「マイマップ」へ流し込む。


上記の操作をすることで、Googleマップ上に各生徒の住所が表示されます。

(地図上でどのように表示されるかは、動画の「2:00」辺りをご参照ください。)



一般的に、商圏は「幹線道路」「線路」「川」「坂」などの地形で途切れると言われています。

この一般論が、自塾に当てはまるのかどうかも、よく観察してみてください。

例えば、直線距離が1km程度で商圏内と思われるエリアも、間に「川」があると川の向こうから来る生徒は極端に少ないかもしれません。

反対に、間に「線路」があったとしても、踏切のおかげで大きな影響なく集客できることが分かる場合もあります。


これらを観察して把握しておくことで、自塾が「どの商圏(エリア)で戦えば良いのか」が明確になり、より良い集客戦略に繋がります。



 

ライバル(競合)の分析


次にライバルを分析します。

こちらもすべて無料で把握できます。


先ほどと同様に『Googleマップ』を使用します。


(1)Googleマップを開き「学習塾」を検索する。

(2)検索設定で「距離順」に並び替える。(現在地=自塾に設定してください。)

(3)自塾から近い競合塾がリストになるので、各塾をチェックする。


学習塾の商圏2kmほどの範囲では、地域にもよりますが、リストの数が20〜30程度になります。

このライバルのなかで、強い塾(生徒が多く集まっている、知名度が高い、等)をより詳しく分析していきます。


・生徒をどれくらい集めているか

・どういう指導をしているか

・ホームページでどのような表現をしているか


このような内容を細かく分析してみてください。



 

今回の内容は以上です。


『お客様』がどこから来ているのか、周辺にはどのような『ライバル』がいるのか。

まずはこれらを分析することが、集客のスタートとなります。


具体的な方法論については、分析結果をもとに話が進んでいきます。

ぜひ1度、自塾の周りの市場分析にトライしてみてください!


動画では、詳しく具体例も交えて説明しています。

より深く学べますので、ぜひ動画もご覧ください!





より詳しい内容が知りたい方は、ぜひ一度リアルテにご相談ください。

学習塾経営で実績を出した経験があるコンサルタントが詳しいお話をさせていただきます。



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